がっつりエスノグラフィーを読んで、へろへろになった直後に
すらすらと読んだ2冊。 たまたま、母と娘が題材となっていて、面白かったです。 小川糸さんは、名前だけ知っていたけど今まで読んだことはなかった。 ちょっと前に映画化されて公開されてて、やたら宣伝していたのです。 話題になってるし、ご飯が関係しているみたいだし読んどこかってな感じで 軽く読んだ。かるーく読めました。 失恋のショックから言葉をはっせなくなった主人公が 実家に戻って食堂を開くと言うお話。 完全予約制で、1日一組。 相手のことを考えてメニューを決め、それを作れてしまう腕が うらやましくなった。ざくろのカレーなんて作れる人いるかい? 母との軋轢もあり、最後には悲しいこともあり、でも ハッピーエンドかなぁ。さらさらすらすら読んだのでした。 2冊目はこちら。 これはもう読むのは3回目。角田さんの作品では一番好きな本。 多分ブログには書いてなかったよね←記憶にない。 一度目に読んだときもずーっとずーっとなきながら読んで (何度も言うが、私は本とかテレビとかを見てよく泣く女だ) すごくすごくよかった記憶だけ残した。 ある日友人からメールで、「この本を読んだが良かったよ」と言われ ああ、私も読んだ、よかったよかった!が、内容を一つも覚えてないことに 衝撃を受けてまた読んだ。 やっぱり良かったです。 今NHKでTVドラマ化されてて、これはみなければと思い見たら すでに2回目で(スタートの日を誤った!)、次回はいつかを 言ってくれなかった。NHKよ…。 しかも、あまり面白くなかったので、多分もうみないと思う。 が、本はとても良い。 TVを見ていたらだんなが横で「どんな話?」 うーん、うーんと考えた結果、答え。 不倫相手の子どもを誘拐して育てる話。 うーん、うーん。そう言葉にしたら下種ですが 子どもを育てるすばらしさを痛感させられた素敵な物語だったのです。 自分の子どもを、近くでずっと育てられるのはなんと恵まれていることかと。 愛情一杯感じた物語なのです。その数倍も切ないですが。
by faa_ku
| 2010-04-08 11:12
| 本
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Comments(4)
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まりお
at 2010-04-08 12:59
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はじめてきたよ〜。
おもしろそうな本だね〜。 読んでみよっと。
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faa
at 2010-04-11 22:29
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rain
at 2010-04-20 14:09
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妊娠前にこの本を読んだときの感想。
信じられなかった。自分の子どもじゃないのに。どうしてだろう。 妊娠、出産をへて、 やっぱり主人公の行動は信じられない。でも、子どもを愛する気持ちはなんとなく分かる。 今はまだ、2回目を読めないけど、いつかまた読みたいな。 そう思う本です。
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faa
at 2010-04-21 00:24
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>rain
そっか、私はもう子どもがいたからか、初めから 子どもを育てることのすばらしさと言うか、切なさと言うかを 痛感して切なかったわー。 信じられないかー。そう思うんだなー。普通そうかなー。 新鮮な感想でした。 うん、また読んだらまた面白いかも。
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